in-n-out

早いもので2月ももう2週目に入ってしまいました。
光陰矢の如し。

おかげさまで風邪をひくこともなく元気にやっております。
年末年始とエンターテイメント色の強いステージが多かったこともあり
年明けからの急なスイッチの切り替えについていけなくなる辛い日々でした。
芸術に戻るにはインプットとアウトプットのバランスが崩れすぎていた。
気づけば「出す」ものが完全に何もなくなってカラッポだった。

先日、ここ最近の生活のメインだったブラームスのクラリネットソナタ2番を
弾ききるステージがすべて終わって一段落したところです。
写真は終演後クラリネットの宮増孝江ちゃんと松元香先生と。

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 弾き終わったあとだけに髪の乱れがハンパなし...

この曲は晩年のブラームスがクララ(シューマンの妻)への生涯変わる事のない、そして叶う事のない不変の愛を貫き、己の残り少ない人生の時間のなか渾身の力を込めて作った最後の室内楽のなかでも最後の曲です。すでに天に召されている1楽章、生への未練の2楽章、命の終わりを感じる「無」の3楽章。決して楽章抜粋で演奏することなどありえない完成した大作です。そう、この曲は「1楽章だけやったことありまーす♪」なんてことは絶対に許されないのです。

この頃のブラームスはクララとはすでに絶縁状態にあったと言われており、この楽譜とともにクララへ送った手紙には

「蛇が尾を噛んで、環は閉じられたのです」

と書いてあったそうです。

自分の尾を噛む蛇とは永遠に続くものの象徴であり、愛を崇高なものへと昇華させるために曲の最後の最後にバッハのマタイ受難曲のモチーフと思われる一節(このモチーフはクラリネットトリオやソナタ1番にも登場する)を取り入れたという研究がされています。ちなみにそのモチーフの意味を調べてみると「私は心から幸せな最後を望んでいます」という内容。

。。。。。。。。。

どうですか?泣けませんか?!?!

弾けば弾くほど、こんな人生の中盤で弾けるような代物ではないという重みに潰されるのです(笑)次に弾く時はせめて40歳を過ぎていたい。。。


ブラームスが終わって身軽になったところで、連日コンサートやら歌舞伎やら芝居に通い詰める日々。

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こちらはただいま好評の芝居、女優の勝野雅奈恵ちゃんがお父様の勝野洋さん、夏樹陽子さんと出演中の3人芝居、ニール・サイモンの「映画に出たい!」の公演後ショット。ものすごい台詞の量と叫びの量。迫真の演技で引き込まれました。おちゃめなお父様がみられたことも楽しかった。博品館劇場で12日まで。おすすめ公演です。

会場でマナアイランドのアクセサリー出店してたので購入♪
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かわいい〜!ちゃんと七奈美らしさを引き継いでます。

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あ、加湿器が壊れたのでナノケア買いました(笑)

それでは!
by minori557 | 2012-02-07 23:44 | concert report