お待たせしました!

GWのコンサート映像が公開されました。

実は今回、旅立ち前に事件がありました。
出演予定だったテノールくんが病に倒れ、出発日に入院!!!!
(もう無事に退院されたそうです)
ソプラノの吉田真澄さん(ドロシー)と2人で3日間のステージを乗り切ることとなりました。
プログラム総とっかえというハプニング。

が、彼女のなんでも歌える脅威のレパートリーを知っていたので
意外とあまり動揺することなく、それはそれで楽しんで初日を迎えることができました。


まず庭園を使ったサプライズ演奏。



オペラ「ジャンニ・スキッキ」より。
お父さん、あの方と結婚させてくれないならポンテ・ヴェッキオから身を投げるわよ!
と自分の父親を脅迫するラウレッタのアリア「私のいとしいお父さま」
ずいぶん和風なヴェッキオ橋の上で上演。

この庭園、この時期蛙の大合唱でして、毎晩演奏した朧月夜が恐ろしくぴったり。
(最終日は仄かに霞むお月様ではなく、あのスーパームーンの日でした)

ちなみにこの演出は5月5日だけのサプライズでした。
ちなみに3日、4日はグノーの「ロミオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」を披露。


そして今回のメインとして「椿姫」よりヴィオレッタの一大アリアを。



「ああそはかの人か〜花から花へ」
ヴィオレッタというのは娼婦なのですが、娼婦なだけに実にトリッキー。
軽い声ではNG、重くて転がらなくてもNGという、とんでもないことを要求される難役です。
そのヴィオレッタの数あるアリアの中でも抜群に難しいとされるこの曲。
ヴィオレッタは最後病気で死んでしまう役ですが、死因はこの曲ではないかと(笑)
この曲の途中で本来はアルフレードの陰歌があるのですが
今回はアルフレードのほうが病欠。なんと。残念。


そして最終日はプッチーニの「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」も急遽披露。
作品的には庭園にぴったりなシチュエーションなので
個人的にはいつもこの曲の庭での上演を夢見ていましたが
いかんせん曲が重いのでオープニングに不向き(笑)
試行錯誤のうえ途中採用になりました。




そしてわたしのソロ。「海の上のピアニスト」より「愛を奏でて」
好きな映画の好きな曲です。


オペラ以外も武満徹・日本歌曲・サウンドオブミュージックから
リトルマーメイドまで日替わり弁当で幅広く演奏。


そして今回、ものすごい数のビデオが回っていたうえに
最終日には庭園脇の喫煙室がミキサー室に早変わりして音響さん登場。
音に映像にどんどんハイクオリティーにエスカレート・・・
ものすごい映像を作っていただきました。
都内のそこらへんのスタジオやライブハウス、完全に顔負けの機材の数々。
このロビーコンサート、この先どうなってしまうのでしょうか(笑)すごすぎる・・・・・




久石譲のスタンド・アローン。ドラマ「坂の上の雲」より。
最近非常にリクエストの多い名曲です。
オーケストラ版が素敵すぎるので、残念なピアノにならないようアレンジしてみました。



アンコールのTime to say Good-Bye
後ろでカエルが激しく鳴いております(笑)


基本的には連日このようなラインナップでした。


お客様には「プログラムがすごく良くて〜」と喜んでいただいて一安心。
ドロシーの喉も連日酷使したのにも関わらず最後まで壊れることなく
脅威のスタミナを見せつけられて、さすがにわたしも呆然でした。
出発の朝も本人も「まだ限界じゃない、歌えそう」とケロッとしていて。
恐るべし・・・・・・


短期間でたくさん学んでたくさん癒され、終わってみれば2人でも充分華やかだったGWでした。

連日たくさんのお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました!
by minori557 | 2012-05-11 18:43 | concert report