バラの園
2016年 05月 16日
新緑の美しい季節となりました。
ブログチェックをしてくださっている皆様、1ヶ月も更新できず申し訳ございませんでした。
夏前は色々な締め切りが殺到する時期で、審査用の録音録画などで朝から晩までひたすら伴奏している時期なのですが、今年はステキな演奏会のお誘いも多く、譜読みに次ぐ譜読みの毎日がまだまだ続きそうです。
これらの素晴らしい写真は13日のDr.Homma's Rose GardenでのTen.市川浩平さんとSop. 桝本侑子さんの演奏会から。
音楽家とテニスの選手の支援のためにGRCTというNPO法人を立ち上げ、素晴らしい活動をなさっている本間先生の息を呑むようなプライヴェートガーデンにて毎年バラが咲き誇る季節の間に演奏会が開催されています。日によってバラの表情も変わり、連日の演奏者の顔ぶれも豪華ですのでどうぞスケジュールをチェックしてお出かけくださいませ。
100種類を超えどんどん増え続けているバラのお屋敷には私の大好きなジュリアやカルメンも見つけることができました。最初の写真では演奏会のプログラムのテーマだった「平和」でもある「ピース」というバラがアーチを作っているのが見えます。
控室。
青空とのコントラストも映えるクリスチャン・ディオールが見事でした。
戦争と平和にまつわる意欲的なプログラムのなかに高田三郎の曲集「パリ旅情」から深尾須磨子さん作詞「すずらんの祭」という曲があり、ちょうど青空の広がる5月1日に譜読みをしていたこともありすっかりお気にいりに。近頃いろいろフランスに縁の深い私がノックアウトされたステキな詩の一部をご紹介。
5月1日 今日はすずらんの祭です
しつこい憂鬱症から からりと回復したパリの空の下
おじいさん あなたは生きた一遍の詩になって
ゆっくり静かに 歩いていきますね おじいさん
この日と同じプログラムで
8/7に新松戸のミュージックサロンKOKOさんで2回公演を開催予定です。
(13:30〜, 16:00〜)
今回都合のつかなかった方々もどうぞお運びください。
おまけ。
ドイツ一人旅で訪れたワイマールリスト博物館で出会ったベヒシュタインと同型のモデルがこちらにもあり、終演後に調律師さま立会いのもと弾かせていただきました。大変貴重な機会をありがとうございました。
by minori557
| 2016-05-16 10:05
| concert report
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