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いきなり懐かしい感じの1枚ですが。

アウトリーチで伺った取手市立白山小学校の給食です。

隣町の守谷市で育ったわたしは給食センターから運ばれて来たものを食べて育ちましたが
取手市は学校内で作った給食をあつあつのまま出しているのが自慢らしく
(後に合併した藤代地区を除く)
魚は市場のようなところからトラックが運んできているらしく美味しかったです。

久しぶりすぎる牛乳+白米。何年経とうが合わないものは合わない。
しかし、昼休みになっても嫌々牛乳を飲まされていた子がいた時代はとっくに終わり
今の子たちは食物アレルギーにも対応してもらえているそうです。
先生たちはそのぶん大変でしょうけど。

と、いきなり食い意地のはった話題に逸れましたが
なぜこの小学校を訪れたのかと言いますと
とても魅力的な女性の校長先生から直接のオファーがあり
6年生を送る会でフルートの美澤理恵ちゃんと演奏させていただいたからでした。
最後に校歌を皆で一緒に、、、というありがち演出はなくカントリーロードを歌いました。

『子どもの未来』というでしょ、よく。でも、子どもの未来は残念ながらつまらないおとななんですよ。子どもというのはその瞬間しかないんです。その子にとって、未来のためにいまがあるんじゃないんです。 -宮崎駿

最近やたら宮さんの数々の名言に心打たれているわたくし。
お子様の世代がもっと音楽に触れる機会を作っていかなければ、間違いなくクラシック音楽の文化は廃れます。
小学校巡りがライフワークとなったらいいな。

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さて、今週は割と朝から晩まで働いてたので今日は珍しい休日。
久しぶりに仲良し友達の絢子嬢&典子嬢とランチ。

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音大の後輩で7つ下のふたり。
7つも下だと学内で交流というわけでは当然なく
2人とは別で知り合ったのでこの3人で会うのは初めてだったりしたのですが。

実はびっくりなことがありました!!

佐賀のご出身の典子氏、うちの義妹と同じ高校で隣のクラスだったと判明!

いやーー世界は狭くなりました。

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↑のりちゃんです。

彼女とは何かあるなあとは思ってたけど、こういうご縁があったんですね。

by minori557 | 2012-03-03 23:46 | concert report

伝統。

木曜夜からソロコンサートで長野へ行ってきました。
ちょうど新国立劇場で仕事があり、そのまま初台から高速に入るバスに乗り込み4時間。
寒波到来で−14℃まで冷え込む日もありましたが
昼神温泉のとろとろのお湯に浸かって身体はぬくぬくでございました。

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ちょうど地元中日新聞さんのミニコミ紙の1面カラーに私たちの記事が!

前ノリして身体と精神を研ぎ澄ませ 地元の方々と触れ合い
背筋の伸びるような寒さ 透き通る青空のもとふらふら散歩。
昔の記憶を呼び戻しながら弾いた悲愴ソナタは
いつものロビーコンサートとは何か違う感覚でした。

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昼神温泉郷のいちばん奥にひっそりと佇む十時屋加否茶館のパンケーキ。
実はパンケーキが苦手で七里ケ浜bills以降パスしていたのですが、これは美味しかった。
昔懐かしい古き良き伝統の味で、地元では有名店だそうです。


伝統というと.....話は変わって.....
最近気になってフォローしている話題の橋下市長の、府知事時代から続く改革に纏わるニュース
大フィルや文楽への補助金大幅カット問題の行方が心配です。
改革自体はやむを得ないし、今の日本に最も必要なこと。
彼くらい派手にやって世の中の歪みを叩き壊していかないといけない。
それももっと大きな国単位の規模で。
でも歪みの原因はそこじゃないだろう、と思うわけで。


橋下さんは大阪で文楽を鑑賞したあと「もう2度と文楽を観ない」と言い放ち
さらには、「人形を3人で動かすのは人が多すぎるから1人でじゅうぶん」
というような発言をされたそうです。

もうちょっと文化に理解のある政治家なのかと思っていたので残念です。
知らないなら知らないにしても、知らないからこそ下せる判断などと賞賛はできない。
文楽が文楽でなくなる、まったく別のモノになってしまう危機ですし。

確かに例外もあります。
かの有名な曾根崎心中の初演時は人形を1人で扱ったと言いますし
昨年文楽界に斬新な風を送り込んだ杉本博司さんの手がけた曾根崎心中もやはり1人でした。

しかし、それとこれとはまた別で、、、

なんでも新しいことを始めるにはまず古き伝統を理解してそれを踏まえなければならない。
伝統を削ってできる新しいことなんて何もない。


今後この問題がどのように解決していくのか。。。。。



一気に色々な事を考えた長野滞在でした。



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雪がふるいにかけた粉砂糖みたいにきれいに積もりました。
長野の大自然が大好きです。
今週は北のほうに行きます ←笑
by minori557 | 2012-02-20 01:35 | concert report

in-n-out

早いもので2月ももう2週目に入ってしまいました。
光陰矢の如し。

おかげさまで風邪をひくこともなく元気にやっております。
年末年始とエンターテイメント色の強いステージが多かったこともあり
年明けからの急なスイッチの切り替えについていけなくなる辛い日々でした。
芸術に戻るにはインプットとアウトプットのバランスが崩れすぎていた。
気づけば「出す」ものが完全に何もなくなってカラッポだった。

先日、ここ最近の生活のメインだったブラームスのクラリネットソナタ2番を
弾ききるステージがすべて終わって一段落したところです。
写真は終演後クラリネットの宮増孝江ちゃんと松元香先生と。

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 弾き終わったあとだけに髪の乱れがハンパなし...

この曲は晩年のブラームスがクララ(シューマンの妻)への生涯変わる事のない、そして叶う事のない不変の愛を貫き、己の残り少ない人生の時間のなか渾身の力を込めて作った最後の室内楽のなかでも最後の曲です。すでに天に召されている1楽章、生への未練の2楽章、命の終わりを感じる「無」の3楽章。決して楽章抜粋で演奏することなどありえない完成した大作です。そう、この曲は「1楽章だけやったことありまーす♪」なんてことは絶対に許されないのです。

この頃のブラームスはクララとはすでに絶縁状態にあったと言われており、この楽譜とともにクララへ送った手紙には

「蛇が尾を噛んで、環は閉じられたのです」

と書いてあったそうです。

自分の尾を噛む蛇とは永遠に続くものの象徴であり、愛を崇高なものへと昇華させるために曲の最後の最後にバッハのマタイ受難曲のモチーフと思われる一節(このモチーフはクラリネットトリオやソナタ1番にも登場する)を取り入れたという研究がされています。ちなみにそのモチーフの意味を調べてみると「私は心から幸せな最後を望んでいます」という内容。

。。。。。。。。。

どうですか?泣けませんか?!?!

弾けば弾くほど、こんな人生の中盤で弾けるような代物ではないという重みに潰されるのです(笑)次に弾く時はせめて40歳を過ぎていたい。。。


ブラームスが終わって身軽になったところで、連日コンサートやら歌舞伎やら芝居に通い詰める日々。

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こちらはただいま好評の芝居、女優の勝野雅奈恵ちゃんがお父様の勝野洋さん、夏樹陽子さんと出演中の3人芝居、ニール・サイモンの「映画に出たい!」の公演後ショット。ものすごい台詞の量と叫びの量。迫真の演技で引き込まれました。おちゃめなお父様がみられたことも楽しかった。博品館劇場で12日まで。おすすめ公演です。

会場でマナアイランドのアクセサリー出店してたので購入♪
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かわいい〜!ちゃんと七奈美らしさを引き継いでます。

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あ、加湿器が壊れたのでナノケア買いました(笑)

それでは!
by minori557 | 2012-02-07 23:44 | concert report

surprise!

寒いですねえーー。。。
Sleeping Bagと呼ばれていたくるぶしまである最強ダウンコートが
まさかの日本で大活躍。。

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↑これ。

この写真は7、8年前のパリでの一枚。
いつだかのドイツ&ポーランドクリスマス放浪ひとり旅(笑)にも耐えたすばらしきコート。
ダウンコートは気に入ったシルエットのものを探すのがひと苦労。
後姿がドラム缶やイモ虫みたいなシルエットのものは絶対に嫌なんです。
だからこの気に入った1枚をまだまだ頑張って着るのだー。


さてさて話は変わって。
昨日は以前Rhapsody in Blueで競演させていただいたけやきウインドアンサンブルの
メンバーさんの披露宴コンサートで、サプライズソリストとして登場し
なんとR in Blueを再演しました!

「なんでまっしーがいるのーーーーーー?!?!」

新婦のヨシカちゃん、予定通りびっくりされてサプライズは大成功でしたが
出席されていた方々もさぞびっくりだったでしょうねー
(あ、まっしーってわたしの古いあだ名です。笑)

こういった形でお世話になった楽団メンバーの結婚式で弾くことは多いのですが
ここまで徹底して本気のコンサートを決行してしまう楽団はなかったかも。
しかもサプライズで・・・すごい。
これぞ楽団の皆さんの団結力。
けやきウインドアンサンブル、とっても素敵な楽団です♪
by minori557 | 2012-01-29 17:39 | concert report

2012

大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
旧年中は沢山のご支援、ご指導を賜りありがとうございました。
今年も更に色々な経験を積んで参りたいと思います。宜しくお願いいたします。

12月から旅ガラスのような生活でほぼ家を空けており、昨日ようやく東京に戻ってきたところです。
今年は長野県昼神温泉でのジルベスターコンサートを終えて長野で新年を迎え、ピアニスト4人で信濃比叡広拯院に初詣へ行き、お経を読み、まだ一般公開前の源氏物語の素晴らしい絵を拝見させていただき、日本一と言われる星空を見上げました。
こんなに穏やかな気持ちで新年を迎えたのは人生で初めてです。

そして、元旦からもそのままニューイヤーコンサートで3日間演奏させていただいておりました。

メンバーは総勢12人。これだけの人数が揃うと日を追うごとにそれぞれ色々なドラマが生まれるわけで、体調を崩したり集中力を切らすメンバーも続出、いろいろありましたが、それでも終演後に皆で集まりよりよいパフォーマンスを目指すべく熱い会議を繰り広げ一丸となって突き進む。かけがえのない時間でした。

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↑カメラに残ってた唯一の写真(余裕なかったのね〜)ドレスコードは白黒で。

コンサートの様子は準備でき次第公開しますが、新しい友達・ピアニストの小林沙智さんと空き時間にゲリラ連弾したAlicia KeysのIf I ain't got youがとっても楽しかったので公開!



すっぴん失礼。
by minori557 | 2012-01-05 10:07 | concert report

フルートコンサート

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11/20 つくば市 和泉竹華と華の会にて。
共演したフルート理恵ちゃんと書家の和泉竹華先生を囲んで。

お天気も良く、会場も満席でした(^ ^)
ありがとうございました。

打ち上げで伺ったSALON DES CENTというレストランも美味しかったです。

疲労困憊でしたが睡眠とって復活。

年末まで休日売り切れ
体力もつか心配ですが、、、
とりあえず今週も乗り切りたいです。

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by minori557 | 2011-11-21 16:10 | concert report

演奏旅行なう。

長野から更新です。
こちら夜は本当に冷えます!
温泉で暖まりながら、練習練習。

音楽業界ハイシーズンの到来で、blogもTwitterもfacebookも使い方ぐちゃぐちゃ...笑
...その時アクセスしたアプリで適当に更新する始末...笑

やはり本番が続くとそこに集中しないと崩壊するので、メールも返信だとか
スケジュール調整関係、どうしても滞ってしまいます(ごめんなさい!)

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さて。ここ長野でチェロゆみちゃんとコンサートが終わり(お揃い着たよ!)
ゆみちゃんを東京に送り出し、今夜はソロコンサートです。

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あん肝、すき焼き、松茸ごはん、土瓶蒸し。

絶品おにひらさんのお蕎麦も。

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やっぱり水がおいしいところの食べ物は違います。
近くに名水百選に選ばれた湧水があるそうです。

年越しから来年のお正月もこちらのホテルで盛大なコンサートが予定されているので
そちらのほうも色々と楽しみです。
そちらに関してはまた改めて書きますね。

それでは~!
by minori557 | 2011-10-09 15:19 | concert report

昨年の事業仕分けによって一時立ち消えになったり
署名運動によって戻ってきたり
紆余曲折あった文化庁による芸術家派遣事業。

本年度だいぶ件数は減ってしまったようですが
この9月「本物の舞台芸術体験事業」の一環で
何校かの小学校を訪れて演奏してきました。

学校や学年によって反応はさまざま。
昨日訪れた取手小学校の4年生は本当にみんな素直で積極的。
そして博学。
もう一時間欲しかったくらい幸せなひとときでした。
最近リニューアルされた小学校らしく
音楽室も吹き抜けでピアノもきちんと調整されていました。


私たちが小学生だった頃はプロの音楽家が音楽の授業にやってくる!
などというハイカラな催しはなかった。

両親が幼少の頃から本物の芸術に触れる機会を
子供のために作ってあげるような意識のある人物でもない限り
芸術に触れること自体が難しい。

テレビも、アナログ主流だった日本では
専門チャンネルが充実していなかったので
俗っぽい番組で育ち、そのまま俗っぽい大人になってしまった人々が多く存在するのです。
そして操り人形の如くメディアに踊らされる。

ブランド志向の人間というのも、そのような日本文化が生んだリモコンで動く操り人形のようなもの。
空疎な自己を覆い隠すためにブランドという虚名に力を借りて自分を大きく見せかける。
まさに虎の威を借る狐。
自己の内面が充実していれば、身を飾らなくとも自然と華やかな人間になっているもの。
そもそも日本は貴族など存在しないので「王室御用達!」というキャッチフレーズのものなど
成金の金持ちには似合うわけもない。
でもそれがわからないのでしょうね。

本当に恐ろしい国です。。

無限の可能性を秘めている子供たちが将来、精神的に空疎な自分を覆い隠すのではなく
自己の内面を磨いて智慧ある人間に成長できますように。
何にも恐れることなく自由闊達に生きていけますように。

私たち芸術家の使命はそこだと考えております。

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文化庁の芸術家派遣事業は抽選制なので
幸運な学校ではプロのオーケストラをバックに合唱するチャンスもあります。
このような画期的な企画を、例の事業仕分けで潰されそうになったとき
私たち芸術家は皆で立ち上がり署名運動をしました。

話はだいぶ逸れたり戻ったりしましたが、、
今後もこのような活動を続けていきたいと思います。
by minori557 | 2011-09-30 09:28 | concert report

Tango

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久しぶりにMoon Nymphで演奏
とっても素敵なタンゴ歌手の北島ひとみさんの伴奏があり、いつになく緊張してガタつきました。

カミニートから始まり、チキリン・デ・バチンやオブリビオン、アドロ(これはメキシコですが)
カセロン・デ・テハス、私はマリアまで。全部スペイン語。

辛うじてコードは読めるものの理論が何も解らないで弾いているので
タンゴはこれから勉強していきたいジャンルです。
個人的に勉強させていただいた良い機会でした。

ちなみに、ヴァイオリンの伴奏もがっつりやって、ソロでドビュッシーのアラベスクも演奏。
この空間ではドビュッシーがいちばん落ち着く。

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by minori557 | 2011-08-20 06:51 | concert report

昼神温泉でコンサート

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湯元ホテル阿智川さんのロビーコンサートに2夜連続で出演させていただきました。
前ノリして3泊4日。
お盆スペシャルのため歌手2人とVn. Vc. にお願いして総勢5人でした。
リハ風景↓ 宴会場にもグランドピアノ。
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コンサートのポスターとバリトン坂下忠弘さんと↓
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温泉でクラシックコンサートを、と言う企画自体は珍しくないけれど、こちらのコンサートは規模が大きい!
演出打ち合わせ中↓ 中庭が綺麗!
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そしてピアノが素敵なビンテージものに変わっていました!嬉しそう↓
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6本の足。ロゴも現在のヤマハと違います。100年近く前の楽器をオーバーホールしたそうです。
ヤマハなのにベヒシュタインの音色でとても気に入りました。
個性の強い、古き良き時代のピアノが好きです。
扱いにくいけど愛おしい。

温泉も食事も最高。癒された4日間でした。
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by minori557 | 2011-08-16 09:33 | concert report