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Una furtiva lagrima


Una furtiva lagrima

昨年末・HAKUJU HALLでのドニゼッティ「愛の妙薬」
ネモリーノの2幕のアリア「人知れぬ涙」

照明が暗い演出なのでほぼ映ってませんが、ピアノ弾いてます。



※カーテンコールの写真いただきました。

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by minori557 | 2012-07-29 09:04 | video

ブリヂストン美術館へ行ってきました。
ドビュッシー展、ただいま開催中。

真っ青に塗られた会場の中に印象派や象徴派の芸術家の作品がズラリ。
加えて、ドビュッシーが集めていた美術品の品々も含め、かなりの数が揃っています。
東京に来る前はパリのオランジュリーで同じ展示があって大盛況だったらしい。
芸術に厳しいパリっ子達に認められただけあり、展示内容はもう圧巻。

素敵な絵の描かれている初版の楽譜
愛用していたダンヒルのシガレットケース(金色の魚のモチーフ)
アルケル(ペレアスとメリザンドに登場する王様の名前)と名付けたカエルの文鎮...etc

その他、書ききれないほどのお宝がいろいろ集っております。


「子供の領分」初版
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ガレ「たまり水」
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ガレ、大好きでして。
シャンパンボトル(ガレがアネモネを描いた)を収集するほどなんですが
これは今までみたガレの作品でいちばん好きでした!


「女を追いかけるサテュロス」
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↑この壺の絵はニジンスキーが牧神の午後を振り付ける際に参考にしたらしい。


この展覧会、ドビュッシーと同時代の美術との関係に焦点をあてていて、
イヤホンガイドでラフマニノフ演奏の「子供の領分」のほか
「海」「ペレアスとメリザンド」「牧神の午後への前奏曲」などを聴きながら周れます。
ドビュッシーが語りべとなって登場するイヤホンガイド。これはおもしろかったです。
期間中もう一度行くとしたら、自分のipodで好きな演奏を聴きながら周るのも乙かもしれない。

「海」初版
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北斎の「富嶽三十六景」と、この「海」の初版譜も並んでます。


モネやルノワールと同じ「印象派」と括られることを嫌っていたというドビュッシーの
絵画と音楽の違いに対する発言も興味深かったです。
(・・・知識としては知っていたことも本物の作品を前にするとあらためて理解する、というやつです。百聞は一見にしかず。)

モネ「ほんとうに海を描くには、その場所の生活を熟知するため、同じ所で、毎日、毎時間、眺めつづけなければならない。だから、僕は同じモチーフを4回も6回も繰り返し描き続けている」
これが睡蓮などの連作へと繋がっていった。 

ドビュッシー「自分の脳髄を日光浴させた方が良いのです。その神経素材がまだ反射作用を受け入れられる間に,花や瞬間的なものを見つめなさい。様々な印象を集めなさい。それらを急いで記譜しようとしてはいけません。なぜなら音楽には絵画に勝る美点があり,同一の様相の光彩的変化を一極集中できるからです。それはまったく不充分にしか観察されてこなかった真理です」



それはそうと、ブリヂストン美術館、いい美術館ですね。
常設でもいい絵がけっこう揃ってました。

久々に、もう一度行きたいと思った展覧会です。
おすすめ。
by minori557 | 2012-07-27 01:50 | art

今年もやってまいりました!!

2012年阿智川 Night Classic @湯元ホテル阿智川
今年は8/11〜18 毎夜20:30よりスペシャルコンサート
です。

私は11日から16日まで連続で出演します。(演目は3つ)



【8/11 ピアノ独奏とミュージカルソング】
ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー
レ・ミゼラブルより「夢やぶれて」
マイ・フェア・レディより「踊り明かそう」


Pf.増田みのり
Sop.若井有里亜



【8/12,13 オペラから日本歌曲】
ヴェルディ:「椿姫」より「乾杯の歌」
プッチーニ:「トスカ」より「星は光りぬ」
ドヴォルザーク:「ルサルカ」より「月に寄せる歌」
ホルスト:ジュピター
夏の思い出


Sop.若井有里亜
Ten.三浦幸未知
Vn.福井彩花
Vc.島津由美
Pf.増田みのり



【8/14,15,16 オペラ・ミュージカル・夏の唱歌メドレー】
モーツアルト:「魔笛」より 夜の女王のアリア
バーンスタイン:「キャンディード」より「着飾って、きらびやかに」
アメイジング・グレイス
マイウェイ
黒い瞳
故郷〜夏は来ぬ〜われは海の子〜村祭


Sop.吉田真澄
Bs-Br.鷲尾裕樹
Vn.福井彩花
Vc.島津由美
Pf.増田みのり


昨年はまだまだ手探りなところもありましたが
今年はよりよいショーを目指して現場をイメージしつつ日々試行錯誤しております。
企画・プロデュース・オーケストラアレンジまで手がけていっぱいいっぱいではありますが
一ヶ月後どうなっているか、とても楽しみです。


皆様も、蒸し暑い都会を抜け出して、阿智の大自然の中で涼しくお盆を過ごしませんか?
温泉&お食事、そして豪華音楽会のあとは、日本一の星空も見られるんですよー!


ご予約はこちらから!


奏者一同、阿智でお待ちしております☆
by minori557 | 2012-07-18 03:05 | concert info

BBQ&ラフティング@長瀞

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長瀞に行ってきました。

昔は荒川の河口から上流に向かって吉見町まで自転車トレーニングに行っていたことを
関越の三芳PAまで来てふと思い出しました。(みよしでよしみを思い出す)
行こうと思えば秩父までチャリで行ける気がするなあ...←

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埼玉って暑いですよね。
この日も猛暑で、阿左美冷蔵(明治23年創業の天然氷の蔵元)のかき氷が脅威の3時間待ち。
待てないので阿左美さんが氷を卸している近くの蕎麦屋でいただきました。
(シロップはたぶん市販のもの)

天然氷作りは、12月に宝登山から湧き出る水を貯水池に溜めて自然に氷らせる。
切り出すまでの1ヶ月半、氷の透明度を保つため氷上の掃除を欠かさない。
雪の夜は徹夜という過酷な作業らしい。
氷の厚みが15cmに育てば切り出し、夏まで氷室の中で保存。
ゆっくり氷るのでなかなかとけないらしい。
ふかふかの氷。食べても頭がキーン!!とならない。
不思議な美味しさでした。

聞けば道の渋滞はぜんぶかき氷渋滞だとか。恐るべし阿左美冷蔵。
近くのガソリンスタンドとか車の整備工場のような場所が全部有料の駐車場になっている。
すべては阿左美冷蔵に行くお客さんのために!
それはものすごい光景でした。

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昼は川で泳いだりラフティングを楽しんで、夜はBBQ
ビールが最高068.gif053.gif

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秩父、山暮らしのように涼むことはできませんが、川遊びにはもってこいでした。

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向こうに見える橋を時々SLが走り抜ける。

長瀞、良いとこでした003.gif
by minori557 | 2012-07-17 16:11 | travel

濃厚1週間。

夏の炎の伴奏月間が到来。
他人の人生を左右するような試験を1日2件ハシゴとか、、、
許容範囲をとっくに超えてるが、レッドブル片手にひたすら駆けずり回る。
おかげで素晴らしいホールで弾く機会が目白押しですから。
本当に日々勉強させてもらってます。
感謝。

演奏家が成長するためには本番で場数を踏むことが一番重要。これ当然。
その本番に備えるためにはレッスンを受けて第三者の助言をもらう。
そしてその前に練習、練習、練習。
この3つの過程抜きにして成長の方法は無し。

たとえば、これまでレッスンを受けることを怠って錆びていった演奏家を何人も見てきた。
サボることで悪い癖だけが目立ち始め、演奏で使う身体のあらゆる筋肉が落ちていく。
伴奏をしていると、人が成長していく過程も堕ちていく過程も生々しく感じる。

子供を教えてばかりいたら(子供に合わせて弾くことによって)
アンサンブルで重要な合図の出し方さえわからなくなってしまった人もいた。
元プロオケ奏者という経歴も、子育てブランクを経てとんでもないことになっている人もいた。

30を過ぎて、シリアスに劣化しやすい年齢に差しかかってきたということでしょう。

浮世に帰りたい、などと浮ついたことを考え出し迷いはじめる時が危ない。

まともな浮世での生活よりも(いや、最近は浮世のほうが狂った人多いかもね)
舞台上での美しい瞬間を知ってしまっているならば
その答えは出ているはず。

気を抜かずに生きていきたい。


さて、今週はパブロ・シーグレル氏にリリアンのレパートリーでもある
ピアソラの「鮫」をみていただきました。

ピアソラの趣味のひとつであった鮫釣りを描いた作品である「鮫」

「鮫を釣る??アルゼンチンではポピュラーなのか??」

長年謎だったことを景子ちゃんが質問。ナイス。

その答えは

「ノー」

(笑)

「私はピアソラと一緒に釣りに行ったこともあります。私は食用の小さな魚を釣る担当でした。彼は船や運転手も雇って大物を釣っていましたよ」

だそうです。

なるほどー。
鮫釣り、やっぱり金持ちの道楽だったんですね。
納得。

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この日の記念写真。


そして全然関係ないですがGUCCI新宿店で今日から始まるジミー大西さんの個展
昨夜のレセプションパーティーでの1枚。
先日のGucciと中村吉右衛門さんによる、東日本大震災により就学が困難となった子どもたちを支援するために開かれたチャリティオークションで出品された描き下ろしグッチベア。

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かわいい。
ジミーちゃんに似てる気がする。

落札価格が気になります。
by minori557 | 2012-07-14 12:04 | etc

birdcage umbrella

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これ欲しい。


普段傘に対してまったく執着心がなく、簡単に人から貰ったりあげたり
ひどい時はどこかに捨ててきたり・・・
刹那的な雨の日人生を送っているわけですが。

しかしながらこちらも労働者階級。


「今日雨だから爺やに送ってもらお♡」 とか

「そもそも雨だから出かけるのやめよ♡」 的な優雅な生活を送ってはおりませんで


傘はどうしても必要なわけです。



lulu guinnessのbirdcage umbrella

雨の多いイギリスで雨で快適に歩行できるように、と開発された
顔がぬれないイギリス生まれの鳥かごのような傘。

英国王室御用達でエリザベス女王も愛用していることで有名ですね。
キャサリン妃と王子の相合傘もありましたよね。



しーん。


なんだかそれだけ書いてしまうと労働者階級の傘じゃないじゃないみたいですが(笑)


このデザインは本当にかわいい!!

惚れました♡



ああーー欲しい!!!!


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by minori557 | 2012-07-10 23:41 | etc

ピアソラ没後20年の命日である7月4日、オペラシティでピアソラを聴きながら過ごしました。
バンドネオン・ベース・ドラム・ピアノのバンドのバックにオーケストラ付き。

後期ピアソラキンテートで異彩を放っていた若手ジャズピアニストがパブロ・シーグレル氏。
当時メンバーの中でだんとつ若かったシーグレル氏が今や巨匠となって
今度は若手オーケストラを引っ張っておられました。

バンド、素晴らしかった・・・・・
すごく洗練されていて無駄のない音、ピアソラのモダンタンゴがさらに21世紀風に進化していて身が震えました。

いやー、いちばん前の席で観られなかったことを未だ激しく後悔してます(T_T)
本当はバンドネオンの真ん前のかぶりつき席でバンドネオンの生音を浴びながらというのがベストだったけれど、チケットをとった段階で時すでに遅し、良席はすべて埋まっていました。

バックのオーケストラは超一流のオケ奏者たちを集めすぎており「上手すぎ」でしたね。
モリコーネとかミシェル・ルグランみたいな音が響き渡っていて
これはタンゴではない!!という絶対的な違和感が拭えずにいたら照明が暗転。
バンドだけに光が当たり、オケ抜きでリベルタンゴが始まった。



興奮。。。



そう、これこれ、これが聴きたかったのよ(T_T)

やっとクラシカルな音の海から解放されて生き生きしたバンドでのリベルタンゴ、最高でした!




さて、アカデミーのほうも迫ってきました。
ミニコンサートでのバンドネオンはオペラシティでも素晴らしかった北村さんです。
シーグレル氏のオリジナル曲がたくさん聴けるそうですよ。
こちらもよろしくお願いします。



Pablo Ziegler Academy

【会場】管楽器専門店ダク地下
住所:東京都新宿区百人町2-8-9
Tel:03-3611-2211

【日時】2012年7月12日(木)
18:30開場 19:00開演

【聴講料】4000円

【受講生】Ensemble Lilian :増田みのり(ピアノ)増田景子(フルート)島津由美(チェロ)
三枝伸太郎 (ピアノ)  

①アンサンブル・リリアン(Fl.Vc.Pf)  【受講曲目】ピアソラ「鮫」
②三枝伸太郎 (Pf) 【受講曲目】シーグレル「石蹴り遊び」    

休憩

ミニコンサート パブロ・シーグレル(Pf) 北村聡(Bn)
by minori557 | 2012-07-07 17:07 | art

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ばたばたばたと2012年も下半期に入ってしまいましたね。
週末は長野のレギュラー出演させていただいているホテル阿智川にてソロコンサート
悲愴ソナタやR in Blueを中心に演奏いたしました。

いま何かとホロヴィッツの100歳のスタインウェイが話題ですけれど
(タカギクラヴィーアの高木社長が徹子の部屋にご出演された回、印象的でしたね)
阿智のセミコンのヤマハも負けじともうじき100歳のスーパーブリリアントサウンド。

しょっちゅうあちこちにガタがきて、手のかかるおじいさまですが
歴史の刻まれた味のあるサウンドをいつも聴かせてくれます。


さて、こちらの阿智川コンサートですが、恒例の夏の特別コンサートを企画中です。
GWに大好評を博したソプラノの吉田真澄さんが8月14日〜16日の3日間再登場され
ちょいとネタばらししますと、魔笛の夜の女王のアリアと
キャンディードの「着飾ってきらびやかに」を歌ってくれるそうです。
大好きすぎる曲なので嬉しい!

オケは今回ピアノトリオ。
こちらもアンサンブルマニアでキャンディード大好きメンバーが揃いました。
全員でわくわくしながらアレンジ作業中です。


ちなみにわたしがキャンディードにハマったのは
NYに住んでいたころ何気なく行ったセントラルパークのNYフィルのコンサートで
このクリスティン・チェノウェスを観たのがきっかけです。すごかったー
Gleeにエイプリル・ローズ役で出演していた彼女です。





こちらは別バージョン。時期もセントラルパークより後なのか場慣れしてさすがの貫禄。
ネックレスぐるぐるまわしたり、もう狂気!
こっちのほうが好きかなー



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毒リンゴを食べて石にされた白雪姫(?)@昼神温泉
怖いもの見たさにまた見に行ってしまいました(笑)
雨に打たれて一際怖い佇まいでした。。。
こんな観光スポットもいかがでしょうか!(笑)


それではまた、近々に更新がんばります!
by minori557 | 2012-07-02 13:26 | concert report