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変わった編成のアンサンブルの大曲2曲を勉強中です。
声楽伴奏に携わっていてもなかなか弾く機会が少ないのが歌入りのアンサンブル。
シューベルトの「岩の上の羊飼い」にはクラリネットが入り、モーツアルトの「ああお母さんに聞いて」による12の変奏曲(通称きらきら星変奏曲)をアドルフ・アダンがアレンジしたものにはフルートが入ります。

アダンと言えばバレエの「ジゼル」、そしてクラシックの歌い手が12月になるともれなく歌い出す o holy nightが有名です。ところがこの方、調べてみるとオペラやバレエを50曲以上も残していて、色々聴いてみると、かなりの名曲揃い。「闘牛士」というオペラの中できらきら星が歌われます。



笑えるほど技巧的な曲なのでなかなか良い動画が探せませんでしたが、ビヴァリー・シルズは素晴らしく、とってもチャーミングでした。

ちなみに「きらきら星」はもともとお母さんに恋を打ち明けるフランスの18世紀のシャンソンで、こんな歌詞を歌っています。

ねえお母さん聞いて
なぜ私が悩んでいるのかを
優しい目をしたシルヴァンドル
そんな彼と出会ってから
私の心はいつもこう言うの
「みんな好きな人なしに生きられるのかな?」



このオペラ、スミジョーのCDが出ていて全曲聴いてみましたが、全体的にカルメンのような闘牛士感はゼロで、というのも、すでに引退した闘牛士と妻のコラリーヌとフルート吹きの男の三角関係、という内容だからです。スミジョー効果で韓国ではけっこう歌われている曲のようで、今回私も韓国のソプラノの方の伴奏でこの曲に初挑戦。フルートとの絡みもとても楽しみです。




そしてシューベルトの「岩の上の羊飼い」。こちらはクラリネットのオブリガード入り。
モーツアルトはデフォルトの作曲家なので弾いていない日はさすがにありませんが、私はリートではシュトラウスの人と思われることが多く、シューベルトやブラームスはあまり伴奏を頼まれないのです。(ところが意外にも私の日本での初リサイタルはシューベルトのソナタがメインでした!)

ほとんどが作曲家はクラリネット入りの室内楽を書き出すとお亡くなりになりますが、こちらも31歳で亡くなったシューベルトの最晩年のリートです(初演は死後だったようです)。



こちらはバトルのミラクルボイスとライスターの蜂蜜のようなとろけるクラリネットを、レヴァイン大先生が支えています。これ以上の名演は果たして出るか?という奇跡のトリオです。

高い岩に立って深い谷をのぞんで歌えば
はるか暗い谷底から声はこだましてかえってくる。
はるか かなたの恋人を想って呼べば
声は下のほうからもどってくる。
悲しみにうちひしがれ、喜びは消え去り
この世の望みは失せ、私ひとり寂しくここに残る。
こうして歌は森に、また夜に憧れをこめて響きわたり
心はその不思議な力で空にはばたく。
春がやってくる。わが喜びの春だ。
さあ旅の準備をすませよう。



桜の咲き出す3月くらいに演奏したい内容ですが、こちらは6月7日に本番となります。
また近くなりましたら告知しますね。


ではでは、稽古に行ってきます!
by minori557 | 2015-04-20 12:01 | etc

めずらしく

ライブ週間ですが、風邪をこじらせ養命酒生活4日目。
まだまだ不調ではありますが、今週末18日(土)は恒例の成田イオンディナーライブ、無料です。
こちら、sax瀬川香織ちゃんとレギュラー出演を始めて1年が経ちました。
地元のお客様に好評のようで2年目に入って毎週土曜日に演奏が入るようになり(私たちは月1回第3土曜日のみの出演ですが)、演奏時間も変わって18:00から2ステージになりました。今後もよろしくお願いいたします。


さて。

週明けは南柏時屋さんにてプライヴェートソロライブ、池袋FLATFIVEにて客船トリオ・リリアンのライブでした。足元の悪い中たくさんのお客様にお越しいただきました、感謝です。

新生FLATFIVEの様子、ホームページで店内の様子がよくわからなくて不安ですよね笑
お客様カメラでたくさん撮っていただいていたのでご紹介します。

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外看板。

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広くなった店内。板張りで天井も高く、アンプラグドでOKでした。

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この日はクルーズでお世話になっているディレクター氏もチェックに来てくださり、A4用紙3枚に渡るダメ出しノートを書いてくださいました。客観的に見ないとわからないことはもちろん、自分たちで薄々気づいていたのにも関わらず目をつぶっていたことも多く。次のクルーズまでに成長しなくては。

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これもお客様カメラより。ハワイのカウアイ島のラム酒だそうです。すごい色!

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器用でなんでもできる美人のお友達メグさんが来てくれました!

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彼女からいただいた富士山の形の氷を作る製氷機で富士山制作してみました。
うまくできず倒れそうだけど、ちゃんと雪は積もりました。
さすが日本一の山、うまく作るのがなかなか難しい!
登頂目指してもうちょっと練習してみます。
by minori557 | 2015-04-16 19:01 | concert report

江戸→京都→大阪。





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東京の桜が知らない間に咲いて散ってしまったので、まとまったお休みは関西へ。
京都はまだまだこれから満開のところも多いので、嵐山でレンタサイクルして、いつも通り外国人と間違えられながらひた走る(どうにもこうにも、私は日本人に見えないらしい)。

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普段レース用自転車で生活しているので(どんな生活だ笑)15年ぶりくらいにママチャリに乗ったらバランスがとれず、竹林はあまりにも人が多すぎて危険なので手で押して進みました。

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人が写り込まないと幻想的です。

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カウンターでひとりお好み焼きを食べられる庶民的な店が東京にもあればいいのになあ。

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USJではハリーポッター体験もできまして、遭遇したクッキーモンスターと年甲斐もなくきゃあきゃあしました。モフモフでした〜♡


江戸では平成中村座へ。

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浅草寺の裏側に特設劇場ができているのですが、サイズが小さいので臨場感たっぷり!外に出れば浅草寺なので休憩中夢から覚めることもなくてすごく良い!日によって出る枚数は違うそうですが当日券も立ち見含め出ているようなので迷われている方は是非行ってみてください。

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私はやっぱり勧進帳が観たくて昼公演でした。
by minori557 | 2015-04-10 12:53 | travel

管楽器祭。

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我孫子の演奏家たちによるジョイントコンサート、無事に終演です。
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!

先に決まった曲がファジイバードソナタだったので、他の2人が選曲に試行錯誤したであろうエフィー組曲とヴィドールの序奏とロンドとのバランスが絶妙でした。バランスがとれていたおかげで演奏もラクで、体力的にまだ弾ける!というかんじでした。

実は、私のノリ番はプログラム第1部のソロステージだけだったのですが、第2部の吹奏楽ステージも大忙し。

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エフィー組曲で象に追われるサルになり、ファジイバードで鳥になり、インマークライナーでなんとウナギになりました。我孫子市のゆるキャラ「手賀沼のうなきちさん」です。みなさまお見知り置きを。

普段1対1で音楽を作り上げる作業の多いピアニストには大人数で楽しくて仕方のない現場でした。

取り急ぎ、終演のご報告でした!
by minori557 | 2015-04-05 17:53 | concert report

ひと息。

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試験続きの1ヶ月でしたが、今日のコンクール伴奏でひと段落。
明後日のリサイタル助演に向けてやっと集中して最終調整です。

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本日の会場はオーストリア大使館。
本番終わりの良いタイミングで給仕さんがデザートを運んできてくれて感動!
昨年も来たはずなのに、こんなおもてなしがあったとは知らなかった。
欧米のコンクールはケータリングが充実してますよね。

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この1ヶ月、楽器声楽問わずかなり伴奏しまして
同業のスーパーピアニスト達にたくさんお会いしました。
売れっ子の方々とは本当にいろんな会場で会います。
ありえないスケジュールで動いている人たちにだからこそ
練習のやりくりのコツを聞くのがとってもためになるのです。

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話が盛り上がればワインもたくさんあいちゃいます。

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偶然にも器楽でも声楽でもカルメン続きでした。

ヴァイオリンのカルメンは華麗に妖艶に
オペラのカルメンは全面に10代の若さを

演者それぞれの人物像があって
多重人格になれて楽しかったです

最後の写真は言わずもがな妖艶バージョン。
羽のついたヘッドドレスの影が顔に直撃してます。
怖い女の完成ー!
by minori557 | 2015-04-02 23:55 | etc